「〇〇ダイヤモンドと名前が付いても、本当はダイヤモンドでない」というような宝石があるんですよ、と言われてあなたは信じますか?
「ダイヤモンドと書いてあるならダイヤモンドでしょ?」と思いますが、実はそうでないものも世の中には多数存在します。 それぞれには本当の名前があるのに、より良いイメージを抱かせるために、 希少価値の高い宝石の名前を冠した別名で呼ぶことがあるのです。中には全く誤解を招くような呼び名もありますが、希少宝石の名前に恥じない、美しく魅力的なものやなるほどと思える意味合いを持つ宝石もあります。
今回はそんな宝石の『コマーシャルネーム』をご紹介していきます。
こんなにある?コマーシャルネーム
出典:http://www.ishi-imi.com/
トパーズのことです。シトリンをトパーズとして販売しています。黄色、帯緑黄色、帯褐黄色などがあります。しかし、最近は見かけなくなりました。
アフリカ・ダイヤモンド
出典:http://www.tobu-dept.jp//
ホワイトトパーズのこと。ホワイトトパーズは、外見がダイヤモンドに似ています。そのため、「アフリカ・ダイヤモンド」として流通しているものもあります。
出典:http://page16.auctions.yahoo.co.jp//
クロムパイロープガーネットのこと。普段はパイロープガーネットらしいやや暗めの赤ですが、ペンライトを当てると真っ赤に輝きます。
イブニングエメラルド
出典:http://www.seforce.jp//
ペリドットはイブニングエメラルドという異名をもつオリーブ色の宝石です。暗闇で明るく輝くことから、イブニングエメラルドと呼びます。
購入前にしっかり確認を
今回はいくつかのコマーシャルネームをご紹介してきましたが、いかがでしたかでしょうか?
コマーシャルネームが付いていても本家の宝石に負けず劣らずの魅力的な宝石も多かったのではないでしょうか。
ただ、「ダイヤモンドが欲しい!」など、特定の種類のジュエリーが欲しい場合はお店の人などにちゃんと確認しましょう。しっかりと説明(〇〇は別名〇〇とも呼ばれています)、または表記されている販売店は安心ですが、十分な説明のないお店で購入する際には注意が必要です。