前回の記事、『国内のジュエリー展示会一覧』で国内の宝飾展示をご紹介しましたが、今回は海外のジュエリー展示会をご紹介します!
スケールが大きい海外のジュエリーショーは世界各国のバイヤーが注目しています。最新のトレンドがこういった展示会で発信されるため、宝石バイヤーになれば世界を飛び回ることになります。
海外の展示会は、どの会場も広すぎて一日では全てのジュエリーを見ることは不可能なほどです!
海外の宝石・ジュエリー展示会一覧
最新の業界トレンドやニュースを知るための場としての世界の宝飾フェア。最近では、その年のトレンドがここで決まると言っても過言ではないため、世界各国のバイヤーだけでなく、メディア・観光客も訪れます。
バーゼル ワールド スイス
バーゼル・フェア (BASELWORLD、バーゼルワールド) は、スイス・バーゼルにて毎年3月、4月頃に1週間かけて行われる世界最大の宝飾と時計の見本市です。1972年には現在の様な形式になっていて歴史も長いです。基本的には業者間の商談がメインですが、1500円のパスを購入すれば一般の人も見学できるそう。2007年以降は毎年、関係者、一般客合わせて10万人以上が来場しています。
バンコク宝石・宝飾品フェア
このフェアは、世界の5大ジュエリーフェアの一つとして有名で、一つの会場で開催されるジュエリーフェアとしてアジア最大級のフェアでとても評価の高いフェアです。
展示スペースが8万平方メートルととても広く、その中にタイ国内外から約1,200社の企業が出店しています。
このフェアは、毎年9月にバンコク北部ムアントンタニ地区で行われます。
展示スペースが8万平方メートルととても広く、その中にタイ国内外から約1,200社の企業が出店しています。
このフェアは、毎年9月にバンコク北部ムアントンタニ地区で行われます。
AGTAジェムフェア ツーソン
アリゾナ州のツーソンで毎年2月に行われる色石の見本市です。このイベントでは、宝石の知識を深めるためのセミナーや最新の宝石学やGIAの宝石学機器のデモをみることの出来るブースもあるそうです。
AGTAは1981年に創立され、The American Gem Trade Associationの略で、アメリカ、カナダのカラード ストーンと養殖真珠の卸売り業者による業界団体です。
AGTAは1981年に創立され、The American Gem Trade Associationの略で、アメリカ、カナダのカラード ストーンと養殖真珠の卸売り業者による業界団体です。
香港ジュエリー&ジェムフェア
ジュエリー業界は、中国を筆頭にアジアの市場規模が年々増加しています。このフェアは、世界各国でジュエリーの国際展示会を運営するUMBが香港で行う世界最大級のジュエリー展示会です。
アジアで最も重要な宝石の展示会でもあり、世界各国から多くのバイヤーが訪れます。
アジアで最も重要な宝石の展示会でもあり、世界各国から多くのバイヤーが訪れます。
インド国際宝飾展(IIJS2016)
インドのムンバイでおこなわれる国際宝飾展です。ダイヤモンド、ゴールドジュエリー、スタッドジュエリー等が主に展示されており、世界各国からバイヤーが訪れます。入場資格はビジネス関係者のみで、一般の入場はできません。
ビジョルカパリ
ビジョルカパリは、フランスの時計やジュエリーだけでなく産業及び消耗品等も出展される国際トレードショーです。
毎年2回行われ、最新のコレクションや各業界の新たな傾向について調べいち早くトレンドを発見する為、多くの業界人や専門家が集まります。
毎年2回行われ、最新のコレクションや各業界の新たな傾向について調べいち早くトレンドを発見する為、多くの業界人や専門家が集まります。
JCKジュエリーラスベガス
全米最大の宝飾展であるJCKジュエリーラスベガス。
時計、ゴールドアイテム、貴石・宝石類から宝石箱および加工機械類までジュエリー業界のあらゆる商品が一同会する一大イベント。全世界から3000社以上の出展があり20000人以上のバイヤーが集まります。
時計、ゴールドアイテム、貴石・宝石類から宝石箱および加工機械類までジュエリー業界のあらゆる商品が一同会する一大イベント。全世界から3000社以上の出展があり20000人以上のバイヤーが集まります。
世界のジュエリー展示会に行ってみよう!
今回は世界のジュエリー展示会をご紹介してきました。以前にご紹介した日本のジュエリー展示会よりも規模が大きいものが多いですね。世界の展示会も日本で行われているものと同じように基本的には業者向けのイベントですが、観光客や一般の方もチケットを購入すると入ることができるようなシステムになっているイベントもあります。
ぜひ、時期が合えば海外旅行の工程に組み込んでみてもおもしろいかもしれませんね。