皆さんは伝説のジュエラーと言われる『JAR』という名前は聞いたことがありますか?
『JAR』は上でも書いたように「伝説のジュエラー」や「21世紀最高のジュエラー」など賞賛の声がやまないほど美しいジュエリーを作るデザイナーですが、その呼称ほどの知名度はないような気がします。というのも『JAR』という人物がマスコミが嫌いで表に出てくることがないと言うことと、一般の人が『JAR』の作品を見ることがほとんどできないということにあります。
今回は、そんな21世紀を代表する伝説的なジュエラー『JAR』をご紹介します。
一般に見ることのできない『JAR』
『JAR(ジョエル A. ローゼンタール)』はアメリカのNYで生まれ育ち、子供のころから美術館に行くのが好きだったそうです。大人になりハーバード大学で美術史と哲学を学んだ後に一度自分の小さなショップを開いたそうですがその時は上手くいきませんでした。そこで彼は一度ブルガリに入社し数年勤務した後、1977年パリのヴァンドーム広場にビジネスパートナー「ピエール・ジャネット」とともにジュエリーショップを開き現在に至ります。
そのため『JAR』のジュエリーがオークションに出品されたときには大きな話題になります。
『JAR』の素敵なコレクションを一部ご紹介
『JAR』のジュエリーは花や動物をモチーフとした物が特徴です。蕾から花が満開になり、そして花が散る場面までがジュエリーのモチーフとなります。花は満開の時だけが美しいのではないという考えは日本人にはとてもわかるのではないでしょうか。また、『JAR』のジュエリーはパベセッティングされたものが有名で、宝石をとめる爪を極限まで小さく作る繊細な技術は見た人を一目で虜にします。素材に関してもゴールドやシルバーにとどまらず、アルミやチタン、木、本物の昆虫の羽根等のジュエリーでは考えられないような物を使った作品もあります。
今回は一部ですが『JAR』の作品をご紹介します。
出典:http://www.ayakanishi.com/
まとめ
今回は『伝説のジュエラーJAR』にスポットを当てご紹介しました。ほとんど表舞台には出てこない為、聞いたことがないという方も多かったのではないでしょうか。
JARは現役のジュエリーデザイナーでは最高峰のジュエリーデザイナーで彼のジュエリーは購入することすら難しいというのは驚きですね。繊細な技術を使った『JAR』のジュエリーは実物でない画像であってもその美しさが伝わってきます。ぜひ、一度は実物の『JAR』のジュエリーを手に取ってみたいものですね。