ダイヤモンドの輝きは永遠に続くため結婚指輪の宝石として世界中で愛されているのは皆さんご存知ですよね。ダイヤモンドの輝きを最大に引き出すにはただ単に格好良くカットするだけではだめなんだそうです。職人によるカットは、カットによって、光を効率良く取り入れ反射させることで、輝きが増すのはもちろん、実際のカラット数より大きく見せることができます。そしてそのダイヤモンドをカットする技術の最高峰に立つブランドに『世界三大カッターブランド』と呼ばれるロイヤルアッシャー、ラザール、モニッケンダムの3ブランドがあります。
今回はその中でも「原石に命を与える」カッティングとも言われる『モニッケンダム』をご紹介します。
『モニッケンダム』とは?
イギリスの『モニッケンダム』はオランダのアムステルダムで創業したカッターブランドです。このブランドは、ブリリアントカットのガードルをファセット無しでサークル状に研磨する『サークル・オブ・ラスター(光の輪)』というカット技術を開発したことでも有名です。『モニッケンダム』のカット技術は直径1mmもない0.0016ctの石に58面体を施すほど精密な技術を持っています。120年間受け継がれてきた熟練の技術で最大限にダイヤモンドの輝きを引き出す『モニッケンダム』は「原石に命を与える」と世界中で賞賛されています。
モニッケンダムは圧倒的なカット技術を持っており、タンザニア政府がエリザベス王女ご結婚の際に送ったダイヤモンドのカットを依頼され、エメラルドカットでカッティングしたことでも有名で、1966年にはクイーンズアワード英国産業賞をエリザベス女王より賜りました。
『モニッケンダム』のダイヤモンド
『モニッケンダム』のカットするダイヤモンドは白く豊潤な光を放つ、まさに「ラグジュアリーホワイト」と呼ばれる美しい輝きを持っています。それはブランドのカッティング方針で『ブリリアンシー』を最も大事にしているからだそうです。
今回はいくつかモニッケンダム』のダイヤモンドをご紹介します。
出典:http://www.monnickendam-dia.com/
まとめ
今回は世界三大カッターの一つ『モニッケンダム』をご紹介しました。世界三大カッターに数えられるブランドはどれも特徴ある圧倒的なカッティング技術を持っています。その中でも『モニッケンダム』は知る人ぞ知るカッティングブランドで、白く心に響く贅沢な輝きをもつ『モニッケンダム』のダイヤモンドはエンゲージリングの憧れですよね!