パールジュエリーが欲しい時の虎の巻
パールのジュエリーは、大人の女性なら欲しいな、と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
でも、値段や種類が豊富すぎてどう選んだら良いのかわからないこともありますよね。
なので今回はパールジュエリーの選び方をご紹介します!
コストパフォーマンス重視の人工真珠!
軽くて手芸感覚で自作も可能なコットンパール、比較的安価で手に入れられる淡水真珠など、真珠に似せたアクセサリーもたくさんあります。
イミテーションパール(人工真珠)の特徴
天然の真珠とイミテーションパールの違いは「核」です。天然の真珠は、2mm程度の異物に貝が反応し、真珠質を分泌しはじめ、長い時間をかけて何層にも包み込むことによってできます。イミテーションパール(人工真珠)は、核をプラスチックやガラス玉、貝殻で作り、その周りをパールエッセンスで何度もコーティングして真珠の風合いを人工的に出していきます。イミテーションパール(人工真珠)は、中心の素材によって分類されます。
- プラスチックパール
核がプラスチックのもの。樹脂パールも呼ばれ、手芸や手作りアクセサリーなどにも使われます。軽くて扱いやすいのが特徴です。 - ガラスパール
核がガラスのもの。ある程度重みがあるのが特徴です。 - 貝パール(マジョリカパール)
養殖真珠に使われる貝殻が核になっています。本物の真珠に似ており、素人目には区別がつかない場合もあります。
予算が限られているならば、人工真珠も良いかもしれません。
一つは持っておきたい本格真珠ネックレス!
と思われるなら『アコヤ真珠』のネックレスがオススメです。
日本産の『アコヤ真珠』は、真珠を形成している真珠層の透明感が高いことにあり、他国産と比較すると奥の方から深みのある光沢(テリ)が特徴で、冠婚葬祭等オールマイティなシーンで活躍します。
真珠ネックレス選びのポイント
真珠のネックレスを選ぶ際に注意してほしいポイントをまとめています。貝が生み出す真珠は、一つ一つに個性があり、全く同じものは世界に一つとしてありません。色々な要素の中から自分好みの真珠ネックレスを探してみてはいかがでしょう!
- 珠の大きさ、形を考える
真珠は真円(丸)に近いものほど良質と言われています。しかし、形が崩れた不定形のバロック真珠は、世界に一つしかない真珠としてヨーロッパなどでは根強い人気があるそうです。
大きさに関しては、同品質の物であれば、やはり珠の大きなものの方が価値があります。 - ネックレスの長さを考える
パールネックレスは長さによって名前がついています。それぞれのシーンやファッションに合わせて使い分けてみてはいかがでしょう!チョーカー(Choker) 約40cmの長さをチョーカーと呼びます。フォーマルにもカジュアルにも、幅広くお楽しみいただける最もポピュラーな長さです。 プリンセス(Princess) 約40~45cmの物です。ネックレスの基準サイズの長さで、ドレスなどを着たときには一番上品でキレイに見える長さです。 マチネー(Matinee) 約50~55cmの物です。昔から欧米の昼間の社交界で使用されていた長さで、ワンピースやハイネックセーターに合わせるとカジュアルさと上品さが演出できます。 オペラ(Opera) 約70~80cmと夜のパーティーなどに多く使われる長さにボリュームのあるタイプです。ドレッシーな装いによく合うタイプです。 ロープ(Rope) 約107cm以上物で、2連巻きなど様々なアレンジが可能です。アイデア次第でカジュアルからフォーマルまで使用できます。 - 色について考える
真珠と言えば白ってイメージが強いと思いますが、貝の種類によって色が違います。また、同じ品種の貝でも微妙に色合いが違うのが真珠の良いところでもあります。
色は好みによって異なりますが、一般的に日本ではホワイト、ピンク、ブルーピンクが人気のようです。 - 巻き(テリ)、キズについて考える
巻きとは真珠層の厚さで、巻きは厚い方が深い光沢を生み、また耐久性もあります。一般人では判別が難しいですが、キラキラと表面が光っているものでなく奥の方から深みのある輝きを放っている真珠を選べば巻きの厚いものです。
キズは少ない物の方が良質ですが、真珠が形成される時、多少の傷は必ずといっていいほど出来るもので、それは本物の証拠でもあります。その中でなるべくシミ・傷のないものを選びましょう。
真珠をしっかり選ぶ
今回は、パールジュエリーの選び方をご紹介してきました。いかがでしたか?
予算や自分のこだわりと相談してどのパールを選ぶか決めてみて下さいね。購入するときは信頼のできる宝石店で買うのはもちろんですが、先ほどお伝えした4つのポイントを押さえておけば高額なパールセットを勧められるまま購入してしまう事態も未然に防ぐことができます。ぜひ試してみて下さい。