ピアスはイヤリングに比べて種類も多く、ピアスを開けることでより宝石を活用したオシャレを楽しむことができますよね。しかし、はじめてピアスを開けようと思いたったもののどうやって開けるのがベストなんだろう、注意することはなんだろう?と不明な点が多いのも事実です。
そこで今回は、衛生面・アフターケアという2つの観点で、はじめてピアスを開けるときに注意することをご紹介してまいります。具体的には、「ピアスは病院で開けよう!」「ファーストピアスを付けている間気を付けること」「ピアスを使用した生活で注意すること」の3項目です。
ピアスは病院で開けましょう
まず、はじめてピアスを開ける方は、なるべく病院で開けることをオススメします。ピアッサーなど手ごろなものもありますが、衛生面や開けた後の管理の面からしても避けた方が良いでしょう。間違ったアフターケアをしてしまうと、膿んでしまいます。膿んでしまうとピアスホールに皮膚が張って安定するまでに長くて1年以上かかる場合もあります。
病院で開けることのメリットとしては、衛生面でのサポートや何か問題が発生したときも、専門のお医者さんにみてもらえることです。ピアッシングは医療行為なので、ピアスショップではなく皮膚科などの医療機関で施術してもらうのが鉄則です。ちなみに病院でのピアスを開ける手順は次の通りです。
診察をして、鏡で位置を決めます。決めた位置にマーキングを行いピスガンで穴を開けます。その後、約1ヶ月間はそのままピアスをつけっぱなしにしておくと、ピアスホールが安定するので異常がなければ、その後、好きなピアスを装着できるようになります。
ファーストピアスを付けている時に気を付けること
ファーストピアスをつけている間は、ピアスホールがまだ安定していない状態です。具体的にいうと、皮が生えてきておらず生傷のような状態というわけです。つまり怪我をしているときと同じ状態なので、菌が入れば炎症を起こしてしまいます。なので日常生活でもいくつか気を付けておきたいポイントがあるのでご紹介します。
美容院に行く場合はカットのみにする
ファーストピアスを開けている間に避けたいのは、美容院でのカラーやパーマ、縮毛矯正など薬剤を使用するものです。美容院では耳にカバーを付けて施術を行ってくれますが間違って薬剤がついてしまう可能性も少なくありません。したがって、なるべくファーストピアスをつけている間は美容院での薬剤を使用する施術は控えましょう。
ファーストピアスの期間は順調にいけば1か月くらいなので、取れるまで我慢するか開ける前に行っておきましょう。
ピアスを使用した生活で注意すること
ピアスを使用した生活では、気を付けなければならないことがあります。それは、「暑さ」と「寒さ」です。ピアスは金属製のものが多いです。金属は熱の伝わり方が人体とは違います。したがって、極度に暑い場所や寒い場所にピアスを付けたままで行ってしまうと、やけどやしもやけの原因になります。例えば、サウナや雪山などがあげられます。気を付けましょう。
まとめ
今回は、始めてピアスを開ける時に注意しておきたいことについてご紹介してまいりました。本稿でもご紹介したように、ピアスホールを開けることは医療行為なので病院で開けることが大前提です。病院で開けると、その後のサポートも充実しているのでお勧めです。また、ファーストピアスを付けているときは、ピアスホールがまだ安定していないので、菌が入らないように気を付けましょう。そしてピアスホールが安定したあとは、金属のピアスを付けている際は、熱の伝わり方が違うということを意識して、極度に暑いところや寒いところでは外すようにしましょう。
これらのことを気を付けて楽しいピアスライフを送ってくださいね!