宝石好きなら「タンザナイトの名付け親はティファニー」というのは有名な話ですよね。実は、ティファニーが名付け親、または発見した宝石というのはまだまだたくさんあるんです。なので今回はティファニーが命名した宝石をご紹介します!
ティファニーが名付け親のジュエリーを見る
タンザナイト
12月の誕生石のひとつであり、現在ではタンザニアのメレラニ鉱山でしか採れないため、ダイヤモンドよりも希少な宝石といわれているんです。
タンザナイトの正式な名称は「ブルーゾイサイト」と言います。それをティファニーがタンザニアで発見されたことからタンザナイトと名付け、20世紀の新宝石としてプロモーションし、一気に世界に知れ渡りました。
クンツァイト
クンツァイトは世界的な宝石学者のジョージ・クンツの名前から付けられました。クンツがティファニー社に自分が集めた宝石を持って乗り込み、まだアメリカには未発見の素晴らしい宝石がたくさん眠っていると豪語したという逸話があります。
それをきっかけにしてティファニーはお金はいくらでも出すのでクンツに宝石を探してティファニー社に届けるよう命じました。ある日カリフォルニアでピンク色のスポジュミンを見つけクンツァイトと名付けました。
それをきっかけにしてティファニーはお金はいくらでも出すのでクンツに宝石を探してティファニー社に届けるよう命じました。ある日カリフォルニアでピンク色のスポジュミンを見つけクンツァイトと名付けました。
モルガナイト
モルガナイトは淡いピンクで薄いパパラチアサファイアのような色をしているベリルです。ピンク系のベリルはなかなか発見されなかったのでとても珍しがられました。これも、クンツの採掘の中で発見された宝石です。クンツの宝石採集には多額の費用が必要でした。そこでアメリカの大富豪JPモルガンがスポンサーについていたのです。JPモルガンはこの薄ピンクの宝石を見て非常に興味を持ったことからこの宝石はモルガナイトと呼ばれるようになりました。
モンタナサファイア
モンタナ サファイアは、ゴールドラッシュがきっかけで1865年にアメリカのモンタナ州で初めて発見された宝石です。そんな時、ティファニーが他社に先駆けて手にし、世に送り出したのだそうです。
ヨーゴ峡谷でとれるサファイアは小粒のものが多いとはいえ、クンツァイト(宝石名)で有名なティファニーの宝石学者クンツ博士によりコーンフラワーブルーだと絶賛されたため、ヨーゴ峡谷産のものは、モンタナ産サファイアのなかでも別格扱いになっています。
ヨーゴ峡谷でとれるサファイアは小粒のものが多いとはいえ、クンツァイト(宝石名)で有名なティファニーの宝石学者クンツ博士によりコーンフラワーブルーだと絶賛されたため、ヨーゴ峡谷産のものは、モンタナ産サファイアのなかでも別格扱いになっています。
ツァボライト
ツァボライトは、ケニアとタンザニアで産出するバナジウムの混入によりエメラルドに匹敵する美しい緑色を示す宝石です。産出量 の少ないツァボライトは1968年、アフリカ・ケニアのキリマンジャロ山の東方にある世界最大級の自然公園であるツァボ国立公園で発見されました。
そして、当時のティファニー社のプラット社長が発見された公園にちなんでツァボライトと名付けました。
そして、当時のティファニー社のプラット社長が発見された公園にちなんでツァボライトと名付けました。
まとめ
今回は、ティファニーが命名した宝石をご紹介してきました。いかがでしたか?タンザナイトは有名な話ですが、それ以外にもたくさんの「ティファニーが名付け親」のジュエリーがあるなんて驚きですね。素晴らしいジュエリーを世に送り出してきたティファニーは、こうした新しい宝石の発見を通じてもこれまでにない革新的なジュエリーを生み出してきているのです。