宝石・ジュエリーを題材にした映画・小説・コミック一覧

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dokusyo

映画や小説、コミックなどいろいろな物語に登場する宝石。時には宝石を中心に物語が形成されるもの少なくないですよね。さらに宝石好きには物語の内容そっちのけで宝石に注目してしまうほど宝石に存在感があるような物もあります。今回は、宝石好きの方にお勧めの宝石の存在が欠かせない物語をご紹介をします。

おすすめの映画

[華麗なるギャッツビー]

『華麗なるギャツビー』×ティファニー
華やかなりし1920年代のアメリカに酔いしれる!

映画で使用されるジュエリーを担当したのは、当時のパーティシーンには欠かせないティファニーです。原作者のフィッツジェラルド自身もティファニーの顧客だったそう。特に、キャリー・マリガンが演じるデイジーが身に着けるジュエリーの数々はその名にちなんだブローチの繊細でかれんな美しさがあり誰もが魅了されるはずです。

[ブラッドダイヤモンド]

貴重なブラッドダイヤをめぐって噛み合う全く違う3つの物語!
ダイヤ密売人アーチャー、反政府軍の襲撃により家族と引き裂かれたソロモン、紛争ダイヤモンドの真実を暴こうとするジャーナリストのマディー。この3人がアフリカ地域紛争で武器調達の資金源として不法取引される“ブラッド・ダイヤモンド”をめぐり東奔西走するお話です。ピンクダイヤやブラッドダイヤなど貴重なダイヤがたくさん出てきます。

[NINE]

[NINE]×ショパール
イタリアの映画監督グイドを巡る7人の女性たちの物語です。女優陣が身に着けるきらびやかなジュエリーはすべてショパールが提供したものです。ショパールは主人公を取り巻く女性たちのキャラクターを前面に押し出したジュエリーをデザインし、映画に文字通り華を添えました。

ケイト・ハドソンの左手に輝く存在感あふれるゴールデンパールリング、ニコール・キッドマンの耳元で揺れるシャンデリアイヤリングなど、思わず目がくぎ付けになる美しさです。

[グレース・オブ・モナコ]

[グレース・オブ・モナコ]×カルティエ
人気絶頂でハリウッドを去り、モナコ公妃となったグレース・ケリーが、公国の存亡の危機に決死の覚悟で手を添えた、知られざる世界史の1ページを描く物語です。
婚約指輪としてケリーの指に輝いたのは、10.47カラットのカルティエのエメラルドカットのダイヤモンドリング。こちらの映画ではカルティエのジュエリーが数多く使用されています。結婚に際し、グレース・ケリーには、ダイヤモンドとルビーのティアラや3連のダイヤモンドネックレスをはじめ、多くのカルティエジュエリーが贈られました。

おすすめの小説

[サファイア]湊かなえ

イヤミスの女王とも呼ばれている、湊かなえさんの短編小説集です。すべてのタイトルが宝石の名前になっている充実した内容の短編集です。作中の短編は、二人の元同級生同士の熱い友情と絆を扱った「ムーンストーン」、主人公の「キモい」男性と恩返しに一生懸命な「スズメ娘」との掛け合い漫才のような雰囲気が面白い「ダイヤモンド」など、どの作品もタイトルのジュエリーがキーになっていて、最後の最後になぜそのタイトルになったのかがわかりとても面白い作品集です。

[ブラックオパールの秘密]山村 美紗

山村 美紗さんの初期の短編集です。「キャサリンシリーズ」として有名な山村美紗さんの推理小説です。キャサリンの家に、彼女が前日買い求めたブラックオパールを狙った泥棒が入るところから物語は始まります。恋人の浜口に預けていたため事なきを得たが、続けて、嵯峨野で同種の宝石を狙ったと思われる殺人事件が発生…誰が、何故にブラックオパールを狙うのか。キャサリンが読み解く、宝石の輝きが秘める恐るべき謎を描いた傑作集です。

おすすめのコミック

[七つ屋志のぶの宝石匣]

名作「のだめカンタービレ」の二ノ宮知子先生が「宝石×質屋」の世界を描いた人間ドラマです。
見どころは、下町の老舗質屋の跡取り娘で宝石のオーラが見える「志のぶ」と、 婚約者であるイケメンジュエリー店外商の「顕定」の関係。さらに、それを取り巻く個性的な登場人物が織りなす笑いあり涙ありの人間ドラマが楽しめます。イケメン好きな方、宝石好きな方、質屋に興味がある?方は、是非ご一読ください!

[宝石の国]

『宝石の国』は市川春子先生の初連載作品です。
あらすじは、永い時をかけて人型の無機物となった『宝石』たちが、襲い来る『月人』たちと戦うというストーリーで、遠い未来の地球上のお話となっています。
登場する宝石キャラクターは、モデルとなっている宝石の特徴や性質がキャラクターとして設定されていて、とても美しく、また、可愛らしくて個性的です。
キャラクターに設定されている『硬度』が個人的にツボです!是非ご一読ください!

まとめ

宝石を中心とした物語は意外とたくさんありますね。映画などの映像作品だと実際のジュエリーブランドがスポンサーとなり映画を引き立ててくれますし、小説や漫画ですとモチーフとしての宝石が話の中でとても魅力的に描かれます。話の内容で作品を選ぶのはもちろんですが宝石という視点で映画や小説を選ぶのも面白いかもしれません。ぜひ一度ご覧になってください。

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