エメラルドを思い浮かべてください、と言われてあなたはどんな宝石をイメージしましたか?多くの方はグリーンの宝石を頭に思い浮かべたのではないでしょうか。よく見かけるエメラルドは緑のものが多いのです。しかし赤いエメラルドと言われるものもあるんです。今回はそんな赤いエメラルドをご紹介いたします!
まずはエメラルドのおさらい
〇〇ベリルと言われる宝石達と兄弟的位置付けです。エメラルドも呼び名を変えればグリーンベリルとも言えます。
赤いエメラルドって何?!
赤いエメラルドとは、レッドベリルの別称でもあります。前述の通り、緑色のエメラルドと同じベリル(緑柱石)から生成されるのでそう呼ばれることもあります。強い赤色をしており、それはマンガンによるものであると言われています。
レッドベリルが「幻」な理由
レッドベリルは世界で一箇所「ユタ州のワーワー山脈」で採掘されていました。しかし、ワーワー山脈をはじめとする全ての鉱山が閉山してしまい、さらにまだ新しい採掘場も見つかっていない状況で実質的に新しいレッドベリルは全く採掘されていません。そのため幻のジェムストーンと言われているのです。
まとめ
今回は、幻の赤いエメラルドをご紹介してきました。いかがでしたか?現在採掘されていないので幻と呼ばれ価値が高騰しているのですね。最近では、ロシアで人工のベリルの作り方が確立されていますので人工のレッドベリルは手に入りやすくなってくるかもしれませんがやはり手に入れるなら天然物が欲しいですよね。そんなあなたはぜひ、レッドベリルのジュエリーを探してみてください!採掘されていないので出回る数は減る一方ですのでお早めに…