ダイヤモンドに穴をあけたものを「レーザーホールダイヤモンド」と言います。「えっダイヤモンドって硬くてキズすら入らないんじゃないの?」って疑問に思った方もいるのではないでしょうか?
ダイヤモンドは、引っ掻き傷や摩擦に対する値を表す『モース硬度』が10で天然の物質の中では最高クラスに硬い鉱物というのは聞いたことがあるかと思います。しかし現代の技術を使えばそんな最高クラスに硬いダイヤモンドの好きなところに穴をあけることもできるんです!
ダイヤモンドにレーザーホールで穴をあけると爪等で固定する必要がなく、その分ダイヤモンドのキラキラとした輝きを楽しめると人気の加工法でもあります。今回はそんな「レーザーホールダイヤモンド」にスポットをあてたいと思います。
ダイヤモンドの硬度について以前記事にしていますのでこちらもご覧ください!
レーザーホールダイヤモンドとは?
レーザーホールダイヤモンドとは硬度が最高のダイヤモンドに直接レーザーで穴を開けるという、高度な技術により生まれた素敵な輝きを持つダイヤモンドのことです。
内包物がたくさんあると割れる可能性があるので、クラリティの低いダイヤモンドに穴はあけられません。そのためこの処理が行われたダイヤモンドは必然的に質の良いダイヤモンドと言えるのです。
レーザー加工は、穴をあけたい部分に集中してレーザーをあて、加熱することによってダイヤモンドが大気中の酸素と反応し、炭酸ガスになり消滅する反応を利用しています。
穴が空いたダイヤは何が良い?
「レーザーホールダイヤモンド」のジュエリーは、固定材がなく360度きらめきを遮るものがないので、想像されている以上の存在感を感じることができます。
まとめ
今回は、ダイヤモンドに穴を開けるってどういうこと?!というテーマでレーザーホールダイヤモンドについてご紹介してきました。いかがでしたか?硬いダイヤモンドに穴が開くというと不良品?とも思いがちですが、実は穴が空いた方が良質のダイヤモンドだとは驚きですね!
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