サファイアといえば青いものをイメージしますが、サファイアには青以外もあるのは知っていますか?サファイアとルビーは「コランダム」という鉱物からできており、その中のクロムという物質の含有量で「ルビー」か「サファイア」かが分かれます。クロムが1%だけ不純物として含有されているのものがルビーとされ、0.1%など少なくなるとサファイアになります。逆に5%など多く含みすぎると灰色のエメリーと呼ばれる灰色の工業用の研磨用途の鉱物になり、価値はないものと同じくなります。
そのためサファイアには、クロムの含有量などでさまざまな色合いがあることが特徴です。青色以外のサファイアを「ファンシーカラー」と呼びます。今回は、そんなファンシーカラーサファイアをご紹介いたします。
ファンシーサファイアの出来かた
青色というイメージが強いサファイアですが、色のバリエーションは万華鏡のようです。サファイアの独特の色はコランダムに含まれる微量の金属によります。(鉄、クロム、チタンなど)
ファンシーカラーサファイアのバリエーションは?






出典:https://kinkaimasu.jp/
ファンシーカラーサファイアは上にあげた6種類が主な物となります。そのほかには、「ゴールデンサファイア」、「ブラックサファイア」、「ホワイトサファイア」「カラーチェンジ」、「バイカラーサファイア」等もあり、サファイアは豊富なカラー・バラエティがあり、とても美しい色が楽しめます。
まとめ
今回は、ファンシーカラーサファイアをご紹介してきました。いかがでしたか?ファンシーサファイアは上でご紹介した種類が主ですが、各色のなかでも、色の濃いものと薄いものがあり、その違いはとても大きいです。そのため別の石のようにも見えます。(一般的には色が濃いものの方が価格が高いとされています。)
ぜひ、みなさんもお気に入りのファンシーカラーサファイアを探してみてくださいね!