皆さんは、婚約指輪や結婚指輪を手に入れるためにどのような方法があると思いますか?
ほとんどの方は、結婚関係の雑誌に載っているブランドジュエリーの中から予算を決めてリングを選ぶことや、ジュエリーショップに行ってみていくつか見せてもらった物の中から決めるという手法になるのではないでしょうか?もちろん、こういったリングの選び方も、オーソドックスで手間もなく、予め自分たちが「気に入るデザイン」のものを選べますので、全く問題はないと思います。
しかし、時にはせっかく一生の記念となる指輪なので、世界に一つしかない自分たちだけのオリジナルリングにしたいという想いを持っている人もいるでしょう。そういった方であれば、ジュエリーショップに並んでいるリングが、いくら美しいものでも、なんとなく物足りない…なんて考えてしまうことでしょう。
そこで今回は、「世界に一つだけの記念になるリングが欲しい!」と思う方に向けて、フルオーダーリングの作り方をご紹介します!
こだわりを詰め込み、世界に一つが希望ならフルオーダー!
婚約指輪や結婚指輪を手に入れる方法としては、既製品の指輪を購入する、セミオーダーで作る、フルオーダーで作るという3つの手法があります。「既製品を購入する」というのは、冒頭でもご紹介したようなジュエリーショップに行き、既に完成しているものの中から気に入ったデザインのものを選ぶという手法です。当然、この場合は、まったく同じデザインのリングを購入する人が他にいますので「世界に一つ!」とは言えません。
セミオーダーの場合は、基本となるデザインがすでにあり、指輪の素材やダイヤモンドの好みを選択できるなど、ある程度のアレンジはくわえられるという手法です。こちらの場合は、ある程度のオリジナル性はあるものの、やはり「世界に一つ!」とは言えないでしょう。
もしあなたが、自分たちのこだわりや想いを全て詰め込んで、世界に一つだけのオリジナルリングを作ろうと思えば、フルーオーダーでリングを作るのがオススメです。フルオーダーであれば、素材やダイヤモンドはもちろん、デザインも依頼主と打ち合わせをしたうえで進めることができますので、自分たちだけのこだわりのリングを作ることができるのです。
フルオーダーリングの完成までの流れ
それでは、世界に一つだけのオリジナルリングを作るため、一般的なフルオーダーの流れをご紹介しましょう。まずは、結婚指輪や婚約指輪のフルオーダーの受付を行っているお店を探しましょう。お店探しはインターネットで検索すればいくつも情報が出てきますので、自分に合いそうなところに連絡してみましょう。最近では、実際にお店に足を運ばなくても、インターネット通話などを利用してやり取りができるお店も増えていますし、とても便利ですよ!
以下の流れは、お店が決まってからの一般的な完成までの工程となります。
- STEP1 デザインを考える
オーダーメイドの場合は、当然デザインを考えなければいけません。デザインは、ショップの担当者とやり取りしながら詰めていく感じです。考えがなかなかまとまらない…と不安かもしれませんが、慣れているお店であれば、カウンセリングのように丁寧に希望を聞き出してデザインの形を起こしてくれます。つまり、お店選びがとても重要ということです。 - STEP2 デザインをおこしてもらい、決める
STEP1でやり取りした内容から、ショップがデザイン画をおこしてくれます。実際のデザイン画になれば、さらにイメージも膨らみますので、細かな希望を伝え、デザインを完成させましょう。デザインが完成したら、宝石や金属などの素材を決めます。 - STEP3 試作品をチェックする
本格的な制作に入る前に、樹脂などを利用した試作品が出来上がります。ここで初めて立体的な姿を確認できますので、自分の考えていたイメージ通りのものとなっているかチェックしてください。イメージと違う部分があれば、調整してもらいましょう。 - STEP4 完成
試作品のチェック完了からしばらく待てば完成品が手元に届きます。一般的にですが、試作品のチェックから1~2カ月程度だと思います。フルオーダーでリングを作る場合は、相談からスムーズに工程が進んだ場合でも約3ヶ月程度はかかると思っておいた方が良いですよ!
まとめ
今回は、世界に一つだけのオリジナル結婚指輪や婚約指輪を手に入れるためにはどうすれば良いのか?ということについてご紹介しました。
本稿でもご紹介したように、どうしても自分たちだけのオリジナルリングが欲しいと思うのであれば、フルオーダーでデザインから自分たちで作るのが良いでしょう。そうすれば、細かな部分も自分たちの希望通りに作ることができますし、完成後もより愛着のあるリングになると思います。しかし、フルオーダーの場合は、既製品より高額になる場合が多い、完成までに時間がかかる、ショップとのやり取りなど手間が多いなどのデメリットもありますので、そこも忘れないようにしましょう!